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栃木県小山市、栃木市、下野市、野木町、茨城県結城市、古河市の地域を中心に着物や帯、和装小物をお洒落に使いたいお客様にご利用いただいております、着物専門店「あまのや」です。

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着物初心者さんのためのあまのや活用ガイド~着物・初心者編 2~

初めて着物を着る編

「襦袢を着る理由は?」「着物を着るのに必要な物は?」など初めて着物を着るのにどんなものが必要かをお答えいたします。

Q.着物を初めて着ます。着物と帯があれば、着物は着られますか?

着物姿になるためには、着物と帯以外にも、必要なものがあります。以下に例をあげてみましたが、初心者のみなさんには、とても大変に感じられるかもしれませんね。ほかのもので代用できたり、省いたりできるアイテムもあります。できるだけ簡単に着物を着たい、できるだけ着物をきれいに着たい、できるだけ安く、気楽に着たいなど、みなさんのスタンスや着物によっても、必要な小物も変わってきます。焦って買いそろえる必要はありませんので、少しずつ揃えていってもいいと思います。

<必要なもの(例)>
着物、帯、長じゅばんor半じゅばんと裾除け、半襟、衿芯、腰ひも、伊達締め、帯板、帯枕、帯揚げ、帯締め、足袋、履物(草履もしくは下駄)

<あると便利なもの>
肌じゅばん、和装スリップ、補正下着(腰パッド)、衣紋ぬき、和装ブラジャー、着物ハンガー、着物カバン、和装クリップ、衣装敷き

Q.着物を着るのは難しいのでは?

色々な小物も使うので、初めて着物を着る方には難しそうなイメージがあるかもしれませんね。「習うより、慣れろ!」で、一度、着ることに慣れてしまうと、難しいものではありません。車の運転も、最初は難しいけれども、一度、習得してしまえば、難なく動かせるのと同じです。そもそも、昔の人は、毎日着ていた日常着ですしね。

Q.どうして襦袢(じゅばん)の下に下着を着るの?

襦袢は下着ではないため、着物を着る際には襦袢の下にはスリップなどの下着(洋服でいう下着)を着ます。理由は、襦袢に汗や皮脂がつかないようにするためです。特に、素材が絹の襦袢は、ひんぱんに洗濯できるものではありませんので、きちんと守ってあげる必要があります。

Q.洋服の下着は、着物用の下着になるの?

下着の種類によります。例えば、シャツなどは、洋服用の半そで下着や七分袖の下着、冬は〇〇〇テックなどを着られている方も多いようです。(キャミソールなど肩紐が細いものよりは脇をカバーし、ズレにくい、袖があるもののほうが望ましいかと思います。)また、ブラジャーは、胸を大きく見せる、”寄せてあげる”タイプではなく、スポーツブラジャーのように、胸を押さえたタイプの方が、着物の着姿がキレイになります。胸元は着物の着姿に影響しますので、簡単にキレイに着れるよう、着物用に、和装ブラジャーという商品も販売しています。また、着物用の”裾除け”という専門下着の代わりに、足さばきをよくし、足元の汗をとるために、ステテコやスパッツを着用している方もいるようです。

Q.着物は円筒形が良いと聞きました。その理由は?

着物は体形を隠すように凹凸をなくして、円筒形にあえて補正することにより、着やせして見える効果があります。

Q.半衿は何のために必要なの?

着物の衿の奥にみえる、もうひとつの衿。それが「半襟」です。化粧や皮脂汚れが着物に付くのを防いだり、顔映りを明るく見せる役目があります。
また、半衿が変わると、同じ着物でも印象が変わってくる、大事な着こなしポイントです。白半衿が基本にはなりますが、色柄のものなどもあります。衿幅も、半衿をたっぷりみせると若々しい印象になりますし、半衿の幅をせまくすると、シャープでクールな印象にもなります。ぜひ、色々な半衿で遊んでみてください。着こなしの幅がぐんと広がると思います!

Q.草履と下駄、足元はどちらをあわせればいいの?

着物を着るとき、足元は、草履か下駄をはきます。下駄のほうが、草履よりカジュアルな印象です。下駄は素足ではきますが、草履の際には、足袋をはきます。
足袋や草履、下駄は、足にあったものをお選びいただくほうがよいかと思うので、実際に、一度、足にあわせてみることをお勧めします。

Q.着物を着るにあたって、どんな準備が必要ですか?

着物は小物なども多いですし、半衿の付け忘れなどもあるので、バッグや草履なども含めた一通りのコーディネートや必要なものを、着る前日に用意をしておくことをお勧めします。
衣装敷きなどの上に、着る順番とは逆に、下から「帯→着物→襦袢」と重ねます。この時に、シワができていないかもチェックし、シワがあれば、軽くアイロンをかけたり、着物ハンガーにかけておいてもいいかもしれません。
また、紐類はまとめて、手前から、使う順に並べてみてください。手にとりやすいよう、半分に折ってもいいと思います。文章ではわかりにくい点もございますので、ご興味がありましたら「あまのや」にお気軽にご相談ください。