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あまのや最新情報

[ 2017年12月02日 14時51分 ]

季節のお便り*今日から橘始黄(たちばなはじめてきばむ)


今日は、七十二候の橘始黄(たちばなはじめてきばむ)。

この言葉の意味としては、橘の葉が黄葉しはじめる、橘の果実が黄色く色づいてくるといった意味があるようです。

橘はゆずと同じく、日本に自生していた柑橘類の一つで、酸味が強く、生食には適していませんが、香りが良いことで有名です。

また、日本古来から、日本人の身近にあり、愛されてきた植物で、古くから、古事記や万葉集にもよく取り上げられているようです。

「橘は 実さえ花さへ その葉さへ 枝に霜触れ度 いや常葉の木」(聖武天皇)

「五月待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする」 (よみ人しらず)

初夏の頃、白く可憐で香り高い花がまた日本人の心を揺さぶるのかもしれませんね。

また、橘と着物との関わりとしては、昔から”家紋”のデザインにも、橘は多くみられます。

江戸時代には90以上もの旗本が橘をモチーフとした家紋を利用していたといわれていますので、みなさんの家紋にも、橘文様の方も多くいらっしゃるかもしれません。

そんな、橘。

最近の日本人の生活の中では、以前より少し、関りが減ってしまってきているかもしれませんが、この「橘始黄」の時期に、ふと、季節を感じてみてください。