このページを編集する

栃木県小山市、栃木市、下野市、野木町、茨城県結城市、古河市の地域を中心に着物や帯、和装小物をお洒落に使いたいお客様にご利用いただいております、着物専門店「あまのや」です。

お問合せ・資料請求はこちら

 2020年7月  

SunMonTueWedThuFriSat
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031
あまのや若女将ただいま修業中!
雨の日でも大丈夫!着物おたすけ便利グッズ
2020年07月02日
こんにちは!小山のあまのや若女将、天野愛繪です。

7月になりました、梅雨明けをまだかまだか、と待つ今日この頃。
今日は、着物での雨の日の対策について書いていきます。

「せっかく着物を着たのに、雨なんて…」と憂鬱になる時もありますよね。
そんな時も素敵な雨用アイテムがあれば、安心して楽しめるかも!?
今回は私のお気に入り雨グッズと、あると便利なおススメ雨グッズをご紹介いたします。

さて、まずは着物を雨風から守る「雨コート」から。
今は色柄も様々なものがあり、気軽な二部式もあったりと、色々な雨コートがありますが
私のお気に入りは何といっても「赤い雨コート」です。

通年用は道行衿になっていて、紗のコートは道中衿になっています。
どちらが良いか、というのはお好みです!道行衿の方は、内側に1ヶ所紐をくくるところがあり
後はすべてスナップボタンで止めています。

道中衿の紗のコートは、1本の長い紐をぐるりと一周巻き付け、右側で結んでいます。

基本的には季節によって、夏は紗を着ますが、雨量によって変えています。
吹きつけるような大量の雨の場合、やはり紗でない方が安心感はありますね。

こちらが夏以外に着ている雨コート
↓↓↓
72100.jpg
 
そしてこちらが紗の雨コート
72111.jpg
ご心配な方は、さらにコートを着る前に着物の裾を、ピンチや腰ひもで帯の上に止めておかれる方もいらっしゃいます。
(私は今のところ車で移動が多いので、あまり長時間歩かないせいもあってか、よほどの大雨でない限りそのまま羽織っているだけですが)
 

足元は「今日降るかもなぁ…でも降らないかもしれない」などという怪しいお天気の時は、「カレンブロッソ」を履いています。
底がゴム製で少し厚底になっていますので、急な夕立などにも、慌てずにすみます。
ただし、雨用ではないので、あくまでも慌てない為のもの。
雨だと決まっている時には、雨草履を履いています。
雨草履とは、ちょうどつま先のあたりに、カバーがかかっていて、雨をしのいでくれるもの。
底もゴムが付いているので、水が上がってくることもありません。

72107.jpg

また、雨草履をお持ちでない方には、お手持ちのお草履に被せるタイプのカバーもございます。

72108.jpg

足袋が濡れるのがご心配でいらっしゃる方には、撥水足袋カバーなるものもございますので、
そちらを履いた上で雨草履やカバーをご使用されると完璧かと!
 
なぜ、雨の時にここまでするかと言いますと、雨の日に普通の草履のままでいますと、
底が水分を吸ってしまいボコボコになってしまうのです…(私は幾度となく昔叱られました~笑)
下駄の場合でもあったのが、雨がツーっと前坪(鼻緒の結び目、親指と人差し指の間の部分)に上がってきて
足袋にじんわりと染み、色落ちしてしまった失敗が…

それから余談ですが、京都にいる時は、やはり雨コートを着て、足元は雨草履や、
利休草履に爪皮を付けたものを履いて、手には番傘をさしていました。
今でも思い出すのは、女将さんや姉さん方が、お客様をお見送りする場面で、ぱらぱらと小雨が降ってきたときのこと。

「いやぁ雨やわぁ」なんて言いながら、着物にハネが付かないよう、着物の裾をそろりといい塩梅まで上げて、
番傘を片手にお客様の方に少し傾けながら「道行どすなぁ」と、くすりと微笑みながら、そぞろ歩いて。
なんだか映画のワンシーンのようなその光景に、うっとりとしたものでした。
私もいつかやってみたい…けれどもきっと、こんなに優雅に立ち回れないであろう…とも思っています笑

これを機に、雨の日も着物を楽しんでいただければ、なにより嬉しいです!