2020年07月21日
こんにちは!小山のあまのや若女将、天野愛繪です。
早いもので、7月も半ばとなりました。といいましても、まだまだ梅雨寒の日があったり、
かと思えば、30度を超える暑い暑い日もあり、身体が気温に追いついていかない日もあります。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日のテーマ
「着物を着たら、すぐにお手入れに出すべきですか?」
というご相談をよくいただきます。
答えとしては
・正絹かそれ以外かによっても違います。
・天候・気温・湿度・汗のかき具合によります。
・基本的にワンシーズンが終わったらお手入れに出しましょう。です
まずそれぞれの着物のお手入れに出す目安としまして…
礼装の着物(振袖・訪問着・附下・紋付の色無地など頻繁に着ないもの)
⇒着終わったらすぐに、専門店に持っていきお手入れ
正絹の普段着物(小紋・紬など)
⇒気を付ければ、シーズン中何度か着てからお手入れ
麻・木綿の着物
⇒ある程度、自分でお手入れができます
今回の内容は、正絹の普段着物をベースに書いていきますね!
ですがこれに限らず、搾れるほどに汗をドボドボにかいた場合や、雨によく濡れてしまった場合、自分が「こりゃ汚れたな~」と
感じたら、すぐにお手入れに出すことをおススメします。
とはいえ、とはいえです!せっかくの着物、1度で終わり…ではもったいない!できるだけ綺麗に長く着たいですよね!
そうお思いの方のために、ちょっとしたコツがありますので、ご紹介いたします。
①着物を着終わったら、着物ハンガーで陰干しして、一晩風を通す
②上に重ねて汚れを防ぐ
③下着で汗をカバー
④食事の際は、衿元・膝あたりに注意
⑤ガード加工でうっかりも安心
①着物を着終わったら、着物ハンガーで陰干しして、一晩風を通す
ここで大切なポイントは
・着物ハンガーがおすすめ(洋服のハンガーですと、型崩れの原因に)
・陰干しすること (日光の元に晒しておくと、着物が色焼けしてしまいます)
・干したままにしないこと(ついついしてしまいがちですが、生地がたるむ原因に)
②上に重ねて汚れを防ぐ
外出時に気を付けたい思わぬ汚れ。車の運転や電車の乗り降り、ベンチ
どこで汚れるか分からない…そんな時でも1枚コートや羽織があれば
大切な着物や帯を守ることができます。
私はもっぱら家では割烹着を着て、今の時期外出する際は、上衣を着ています。
雨の日のコートも必需品ですね!
③下着で汗をカバー
そもそも汗を着物に付けないようにするために、汗取り襦袢+ステテコがおススメです。
ステテコは年中履いていますね。
寒いときは寒さ対策になりますし、暑いときは、私は膝裏に汗をかきがちなので、纏いつかず便利です。
汗取り襦袢は、肌着を着た上に着て、それから襦袢を着ます。
「1枚重ねて着るから、暑いんじゃないの?」と思われがちですが、タンクトップに半ズボン
でも暑いときは暑いはず…笑
私は寧ろ汗でベタベタくっつく感覚が無くなるだけでも、爽やかな気がしています。
④食事の際は、衿元・膝あたりに注意
食事での失敗は、数々お伝えしていると思いますが汚れやすい部分としては、なんといっても
衿元と膝あたり。
失敗から学んだこととしては
・テーブルと自分の間隔を開けすぎない
・ハンカチ・ナフキンで衿元~帯までをカバーする
・膝の上に物を置かない
・テーブルの上のものを取る時は、お袖に注意する
これだけでかなり汚れが防げますよ。
⑤ガード加工でうっかりも安心
ガード加工(撥水加工)を施しておけば、汚れも落ちやすく、水粒も弾いてくれます。
いかがでしたでしょうか。
出来ればシーズン中に、何度でも着物を着ていただきたい…!そんな思いを込めて書いてみました。
着物をきれいに長く着るために、ぜひご参考にしてみてくださいね。
聞くだけOK!
無料でお見積りが出来ますので、まずはお気軽に、お手入れしようかどうか迷っている着物を持って
ぜひぜひお越しくださいませ!
早いもので、7月も半ばとなりました。といいましても、まだまだ梅雨寒の日があったり、
かと思えば、30度を超える暑い暑い日もあり、身体が気温に追いついていかない日もあります。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日のテーマ
「着物を着たら、すぐにお手入れに出すべきですか?」
というご相談をよくいただきます。
答えとしては
・正絹かそれ以外かによっても違います。
・天候・気温・湿度・汗のかき具合によります。
・基本的にワンシーズンが終わったらお手入れに出しましょう。です
まずそれぞれの着物のお手入れに出す目安としまして…
礼装の着物(振袖・訪問着・附下・紋付の色無地など頻繁に着ないもの)
⇒着終わったらすぐに、専門店に持っていきお手入れ
正絹の普段着物(小紋・紬など)
⇒気を付ければ、シーズン中何度か着てからお手入れ
麻・木綿の着物
⇒ある程度、自分でお手入れができます
今回の内容は、正絹の普段着物をベースに書いていきますね!
ですがこれに限らず、搾れるほどに汗をドボドボにかいた場合や、雨によく濡れてしまった場合、自分が「こりゃ汚れたな~」と
感じたら、すぐにお手入れに出すことをおススメします。
とはいえ、とはいえです!せっかくの着物、1度で終わり…ではもったいない!できるだけ綺麗に長く着たいですよね!
そうお思いの方のために、ちょっとしたコツがありますので、ご紹介いたします。
~着物を綺麗に長く着るためのコツ~
①着物を着終わったら、着物ハンガーで陰干しして、一晩風を通す
②上に重ねて汚れを防ぐ
③下着で汗をカバー
④食事の際は、衿元・膝あたりに注意
⑤ガード加工でうっかりも安心
①着物を着終わったら、着物ハンガーで陰干しして、一晩風を通す
ここで大切なポイントは
・着物ハンガーがおすすめ(洋服のハンガーですと、型崩れの原因に)
・陰干しすること (日光の元に晒しておくと、着物が色焼けしてしまいます)
・干したままにしないこと(ついついしてしまいがちですが、生地がたるむ原因に)
②上に重ねて汚れを防ぐ
外出時に気を付けたい思わぬ汚れ。車の運転や電車の乗り降り、ベンチ
どこで汚れるか分からない…そんな時でも1枚コートや羽織があれば
大切な着物や帯を守ることができます。
私はもっぱら家では割烹着を着て、今の時期外出する際は、上衣を着ています。
雨の日のコートも必需品ですね!
③下着で汗をカバー
そもそも汗を着物に付けないようにするために、汗取り襦袢+ステテコがおススメです。
ステテコは年中履いていますね。
寒いときは寒さ対策になりますし、暑いときは、私は膝裏に汗をかきがちなので、纏いつかず便利です。
汗取り襦袢は、肌着を着た上に着て、それから襦袢を着ます。
「1枚重ねて着るから、暑いんじゃないの?」と思われがちですが、タンクトップに半ズボン
でも暑いときは暑いはず…笑
私は寧ろ汗でベタベタくっつく感覚が無くなるだけでも、爽やかな気がしています。
④食事の際は、衿元・膝あたりに注意
食事での失敗は、数々お伝えしていると思いますが汚れやすい部分としては、なんといっても
衿元と膝あたり。
失敗から学んだこととしては
・テーブルと自分の間隔を開けすぎない
・ハンカチ・ナフキンで衿元~帯までをカバーする
・膝の上に物を置かない
・テーブルの上のものを取る時は、お袖に注意する
これだけでかなり汚れが防げますよ。
⑤ガード加工でうっかりも安心
ガード加工(撥水加工)を施しておけば、汚れも落ちやすく、水粒も弾いてくれます。
いかがでしたでしょうか。
出来ればシーズン中に、何度でも着物を着ていただきたい…!そんな思いを込めて書いてみました。
着物をきれいに長く着るために、ぜひご参考にしてみてくださいね。
思い当たる着物がありましたか?
あまのやでは、今年8月7日、8日、9日、10日と、京都よりお手入れ名人が来店します!聞くだけOK!
無料でお見積りが出来ますので、まずはお気軽に、お手入れしようかどうか迷っている着物を持って
ぜひぜひお越しくださいませ!