初めて着付け教室に通う編
着付け教室に通うにあたって、お問い合わせの多い内容についてお答えします。
Q.着付け教室に通ってみたいと思っています。色々な着付け教室があるようですが、あまのやさんの特長はなんですか?
A.あまのやには、「前結び着方教室」があります。前結びは、体の正面で帯を結ぶ着付けですので、きもの初心者も、腕が後ろに回しにくい方も、簡単に、安心して学ぶことができますよ。30年以上も続いている着付け教室で、経験豊富な先生が教えてくれますし、卒業生も沢山います。無理な商品販売なども行いませんので、安心してご参加ください
Q.”前結び着方教室”のおススメする点があれば教えてください。
前結び教室の主な利点は、以下のようなものです。
・腕が高く上がらない方にも締めやすい
・前で帯をつくるので、帯の形を整えやすい
・ワンポイント柄や二重太鼓も締めやすい
・帯を折りたたむだけなので、帯を傷めない
以前は後ろ結びが主流でしたが、様々な世代の皆さんに簡単、きれいに着装いただける着方としてご紹介しています。
Q.あまのや着方教室に通うにあたって、必要な小物はなんですか?
流派によって、必要な小物が違ってきます。足袋などの一般的な小物に加え、あまのやがご紹介している、簡単にキレイに着物を着るために必要な小物として、こうした小物をご案内しています。
・きものベルト(2本)
・腰ひも(ゴム)
・前結び用前板
こちら以外は、お手持ちの小物などでも代用いただけます。詳しくは、あまのやまでお問い合わせください。
Q.着物には独特の用語がありますが、用語を知らなくても大丈夫でしょうか?
初心者の方のなかには最初の数回、”先生が英語を話しているように、何を言っているのかわからなかった”といったコメントをされた生徒さんもいらっしゃいました。最初はわからなくて当然ですし、先生が丁寧に教えてくれますので、全く問題ありません。小物の名称など、わからない用語も教室に通っているうちに自然と覚えていきますのでご安心ください。
Q.「こはぜ」って何ですか?
「こはぜ」とは、足袋(たび)を止めるための三角になっている金具のことです。足首までの足袋の長さを表現するのに「四枚こはぜ」「五枚こはぜ」と言います。
Q.「正絹」は何て読むのでしょうか?
「しょうけん」と読みます。英語では「シルク」ですね。着物は絹素材でできているものが多く、よく耳にする言葉です。
Q.「裾除け」ってなんですか?
長襦袢の下にはく、巻きスカート型の下着です。肌襦袢とセットにして用いられます。着物の裾が足にまとわりつくのを避けるために着ます。
Q.「おはしょり」って何ですか?
「おはしょり」は、着物を着る時の長さ調整をするために腰の辺りで折り返した部分です。おはしょりには下記のような区割りがあります。
1.胴のシワを隠す
2.腰の形を整える
3.襟元のゆるみなどを元に戻す
4.裾の痛みを仕立て直せる
おはしょりを、帯の下5cmほど出して着付けるときれいに見えます。