自分に似合う色・柄って?パーソナルカラーや顔タイプ診断って?

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自分に似合う色・柄って?パーソナルカラーや顔タイプ診断って?

“キモノを通じて人生に彩りと豊かさを”をテーマに、「楽(ラク)に」「楽しく」キモノを楽しめる情報をお届けする、あまのやWEB編集部 天野です。

いざキモノを着てみよう!と着てみたけれど「本当に、私に似合っているの?」、洋服となんとなく違った色合いに「これでいいのかな?」、決死の覚悟を決めてこのステキなキモノを買おう!と思ったけど「大丈夫!?」そんな不安って、ありますよね。

キモノ初心者は特に。私も、もちろん、ありました。

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母や祖母からもらったキモノ。着物自体はステキなんだけれども、今まで洋服では着たことがない色や柄。なんとなく、似合うのか自信がもてない。キモノをみていて「うわぁ、ステキ♥」と一目惚れするようなキモノに出会ったけど、価格もステキ。清水の舞台から飛び降りるような気持ちで、買おうと思ったけど、本当に私、似合うよね!?

そして、キモノが「似合う」ってなんなの!?

経験値も少ないから、よくわからない!

そんな不安な気持ちを理論でお手伝いするのが、「パーソナルカラー診断」や「顔タイプ診断」です。理論をもとに、お客様の「似合う」を見つけてくれる診断です。

あまのや花笑会では、先日「あなたに似合う!をみつける、顔タイプ診断/パーソナルカラー診断」を開催しました。おかげさまで、満員御礼。みなさん、同じようなお悩みをお持ちなのですよね。

今日は改めて、そんな「パーソナルカラー診断」や「顔タイプ診断」って、どんな診断なの!?私も「似合う」を知ってみたい!そんな方に、診断の概要なども含めて、先日の診断会の様子をご紹介しますね!

<今回の目次>
そもそも「似合う」ってなんですか!?
「パーソナルカラー診断」「顔タイプ診断」って、なんですか!?
診断で「分かること」と「落とし穴」!大切なのは・・・

どうぞお楽しみください♪kao-type.jpg

そもそも「似合う」ってなんですか?

改めて「似合う」って何かと言われると、困りますよね。

こうした診断上での「似合う」の定義は、「調和する」。なじむ=違和感がない、ということです。。

たとえば、調和する色、似合う色を身につければ、全体的に明るく健康的に見えます。細かいところでは、顔のくすみがとれ、頬がピンク色に輝き、目の下のくま、しみ、しわ、そばかすなどが薄く見えます。

一方で、調和しない色、似合わない色を身につけると、全体的の印象は、暗く、不健康で老けてみえる、また、険しい表情や下品にみえてしまうこともあります。細かい部分では、顔色が黄ばみ、しみ、しわなどが濃く見えてしまうのです。

顔色と似合う色であれば、調和するので、不必要な違和感は生じずにすむのです。

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「パーソナルカラー診断」「顔タイプ診断」って、なんですか!?

「似合う」を確認するための方法として、近年、よく行われるのが「パーソナルカラー診断」「顔タイプ診断」です。もともとは洋服の診断として行われていましたが、キモノに特化した診断などもできています。それぞれどんなものなのか、見てみましょう!

●「パーソナルカラー診断」

人がうまれつき、個々にもっているボディーカラー(肌や目、髪の色など外見的な色)の特徴に調和し、一人一人の個性を引き立てる色を選ぶ診断です。

もともとはアメリカで生まれ、ファッション、メイク、美容、ブライダルなどで活用され、発展してきました。パーソナルカラーの色の分類はさまざまありますが、全ての色を「黄み(イエローベース)」と「青み(ブルーベース)」に分け、さらに濃淡や強弱、また清濁などの色調により、4つのグループ「春(スプリング)」、「夏(サマー)」、「秋(オータム)」「冬(ウィンター)」に分けるものが主流です。キモノに特化したカラードレープで行う協会もあります。

●「顔タイプ診断」

お顔の輪郭やパーツの特徴、バランスなどのお顔のイメージとその装いとの調和を確認する診断です。

近年、日本で生まれた診断で、キモノに特化した診断も行われています。お顔を「キュート」「フレッシュ」「クール」「フェミニン」といった4タイプやさらに細かい8タイプに分ける診断方法があり、それぞれのタイプごとに似合うキモノのテイスト、素材、柄、小物、髪型などがわかります。

どちらの診断も、最終的には首周りにドレープをあてながら、「自分」の肌や顔のつくりなどに「似合う」=「調和する」色や柄を見つけていきます。

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診断で「分かること」と「落とし穴」!大切なのは・・・

診断を通じて、自分に「似合う」色や柄などが分かってきます。

ただ、診断結果を確認し、納得して腑に落ちる方と、納得できずに迷子になる方がいます。例えば、自分がいままで「好き」だと思っていた色やテイストが、自分に「似合う」と診断されたものではなかったとき。自分は「かっこいい」スタイルに憧れていたのに、似合うものは「かわいい」スタイルだったとき。

また、どうしても似合うかどうかは、それを評価する人の主観によって異なり、どんなに優れた診断士であっても、誰が見ても絶対に似合うという色を提案するのは至難の技だと言われることもあります。なので、ご自身で診断された結果がどうしても「似合わない」と思ったら、迷子になってしまう可能性もあるのです。

そのため、診断を受けるにあたり大切なことは、「似合う」と「どう見せたいか」は別物であるということを理解すること。あくまで診断は「自分の立ち位置を確認すること」。根拠をもって自分の「似合う」色や柄が明らかになりますので、例えば自分は4タイプの中で、どこに分類されるのかがわかります。そして、そこから自分がなりたいイメージや雰囲気が異なるようであれば、「自分をどう見せたいか」「どうなりたいのか」演出をしていく、というプロセスを経ることが大切になります!

例えば、自分の好きな色と似合う色が違うようであれば、キモノは好きな色にする、でも、半衿や帯締め・帯揚げといった小物は自分の似合う色にしてみる、自分の顔が「可愛い」タイプだけど、「かっこいい」イメージが好き。それであればメイクで顔のバランスを少し変化させて「かっこいい」が調和するように少し変えてみる、など方法はさまざまですが、ちゃんと寄せる方法もあるのです。

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あまのやでは、こうした診断士の先生をお呼びして、診断を行ったりしています。スタッフもパーソナルカラーや顔タイプ診断などの研修も行っていますし、実際にキモノを診断時に使うカラードレープのようにお客様のお顔にあてながら、毎日毎日そうした「似合う」「似合わない」を確認し、実績と経験を積んでご提案をしています。

今後もまた診断士の先生がご来店くださるタイミングもありますので、ご興味がある方はぜひお問合せ下さい。

皆さんのキモノ生活が、より楽しく、彩り豊かなものになることを、あまのやは応援しています!

【あまのやではキモノや和文化を愉しんでいただくためのイベント(花笑会・はなえみかい)を適宜開催中】

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あまのや呉服店 Web編集部

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