【着物・帯】袋帯のたたみ方をお教えいたします!!
こんにちは、あまのやの古島です。
みなさまは、袋帯をどうようにたたんでいますか??
とりあえず折っておけば大丈夫!と、適当にたたんでしまうと、大変!!
折ジワがついて目立ってしまったというケースは良くあるお話しです。
特にお太鼓部分には要注意ですよ!
帯は着物同様、一直線にたためますので、少し意識をしてたたんでみましょう!
シワや不必要な折り目がつかず、大切な帯をすっきりとした状態でお使いいただけます!!
それでは、[あまのや流]袋帯のたたみ方をご紹介いたしますね!
一般的な帯のたたみ方
まずは一般的な袋帯のたたみ方からご紹介いたします。
① タレを下にして、柄が外側にくるよう(外表)に二つに折ります。
② 手先を内側に約20cm(七寸)ほど折り、さらに二つ折りにします。
③ 最後にもう一度二つ折りにして完成です。
ご覧くださっている方の中にも、この1/8のたたみ方で保管されている方は多いかと思います。
以前はあまのやでも、こちらのたたみ方でご納品させていただいておりました。
帯用のたとう紙がこのサイズであることや、販売の時点から1/8にたたまれていることなどから、この1/8サイズにたたまれることが多いのかなと思います。
【あまのや流】袋帯のたたみ方
ではなぜ、あまのやではこの1/8にたたまなくなったのか…
それは…
基本通りにたたんだのに、お太鼓部分なのどの目立つ位置に折りジワがついてしまうことがあったから。
このことがきっかけで、あまのやでは袋帯のたたみ方を変更いたしました。
[あまのや流]袋帯のたたみ方とは??
[あまのや流]お太鼓などの帯結びに折り線が入らないたたみ方のご紹介です。
① たれの表を下にして裏を出します。そして帯幅の2倍と手幅ひとつ分強(約15cm~20m)の長さ分を最初に折り返します。(外表)
② 手先を帯幅分折り返したれの折った所に合わせ、二つ折りにします。(帯の長さによっては手先を折らなくても良い場合もあります。)
③ さらに二つ折りにして完成です。(こちらはお腹側の柄になります。)
ひっくり返すとお太鼓部分の柄が出ます。
こちらが折り目防止グッズを使用しなくても良い[あまのや流]のたたみ方です。
着物と同じサイズのたとう紙を使用して保管しますので、たんすや収納場所により、入らない場合もあるかと思いますが、そのような場合は1/8サイズのたたみ方をお試しください。
その際、お太鼓部分や正面の柄などに折り目がかからないようにご注意くださいね。
折り目防止グッズを活用されたりすると気にならなくなりますよ♪
帯をたたむ時のポイント
帯をたたむ時は、メインとなる模様や刺繍などに折り目をつけないのが、最大のポイントです。
たたんでいる時は、特に帯を慎重に大切に扱いましょう。
まとめ
帯は体の中心に位置するもので、目立ちやすく目が行きやすいものです。
そんなお太鼓部分にたたみジワがあるのは、格好良いものではありません。
収納場所によりたたみ方など制限される場合もあるかもしれませんが、大事な帯も、着物同様に、キレイにシワのない状態で見せたいものですよね。
不要な折りジワを作らないようにしましょう!!
帯を正しくたたんで、気持ちよく着物を楽しんでいただけたら嬉しいです♪
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