白露の着物コーディネート*しょうざん生紬&くし織帯


今年はまだまだ暑い季節が続きそうですが、二十四節気では、白露を迎えました。

白露は、暦としては”はくろ”と読みますが、”しらつゆ”と読むこともある単語です。

“しらつゆ”と読むときの意味は、つゆの美称とあります。確かに、明け方の空気中の水分が冷えて水滴となり、草木の葉や地面などについた様子は本当に美しいですよね✨

昔の日本人の美しいものを愛でる感性と、日本語の美しさに感嘆します。

前置きが少し長くなりましたが、そんな朝晩が涼しくなってきた、単衣の着物コーディネートのご紹介です!

単衣の着物に向いている、さらっとしていてハリ感があり、シワになりにくいしょうざんというメーカーの生紬(なまつむぎ)の着物です。

絹糸の表面についている、セリシンと呼ばれるタンパク質成分をとる精練と呼ばれる工程を途中で終え、セリシンが残った状態で織られた着物です。そのため、セリシンの色である、茶色味を帯びた色味が残るのが特徴の一つです。

風合いも、セリシンが残っているため、さっくりとした手触りで、ハリ感もありますので、絹糸ですが麻のような印象を受けます。

単衣の装いに、大人が粋に楽しめる、とってもステキな着物なんです!

そんな着物に合わせた帯は、くし織という、ざっくりとした単衣の時期も盛夏でも楽しめる織り方をした手織りの帯。

本来、帯は、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を通して、トントンと”おさ”という道具でしっかり織り目を整えながら織っていきますが、くし織は、”おさ”ではなく櫛(くし)を使います。そのため、波打つようなざっくりとした織り目が出来上がります!

単衣の着物との合わせにもよく用いられる、締めやすく、軽やかでしなやか、手仕事の温もりも感じられるオススメな帯です。

単衣が楽しめるこの季節。
生紬の着物やくし織の帯を楽しんでみませんか♪

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