【栃木和文化ナビ】茶道の流派~歴史や流派の違いを知ろう!~

【栃木和文化ナビ】茶道の流派~歴史や流派の違いを知ろう!~

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こんにちは!あまのやの古島です。

茶道を習おうと思った時に、皆さまはどのようにお教室を選ばれていますか??

知り合いが習っているから、またはエリアで絞る、などでお教室を選ばれている方も多いのではないでしょうか。

茶道には、流派によって異なった特徴がありますので、そういった流派で選ばれるのもおもしろいかもしれません。

茶道の経験がないという人でも、一度は「表千家」や「裏千家」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。

表千家・裏千家は一般的に知られていますが、その他にも多数の流派が存在します。 

今回は、茶道の歴史やそれぞれの流派(三千家:さんせんけ)の特徴などをご紹介いたします。

目次

●茶道の「歴史」を知ろう!
●表千家・裏千家・武者小路千家はなぜ有名なの?

 ・表千家の特徴

 ・裏千家の特徴

 ・武者小路千家の特徴

●さいごに

茶道の「歴史」を知ろう!

まずは簡単に茶道の歴史から解説いたします。

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お茶が日本に広まったのは、鎌倉時代の頃。

栄西(えいさい)という僧が、中国の宋から茶を日本に持ち帰ったのが始まりとされています。

テレビアニメ「一休さん」のモデルにもなった大徳寺の一休宗純(いっきゅうそうじゅん)に禅を学んだ村田珠光(むらたじゅこう)は、当時庶民の間で流行っていた「茶の湯」に、禅の精神を加味して、侘び茶の基礎を見出します。

武野紹鴎(たけのじょうおう)が唐物の茶器の代わりに日常雑器を茶の湯に取り入れ、「侘び茶」を完成。

「侘び茶」の精神が受け継がれ、その後、現在のような日本文化として茶道の原型へと発展させたのが茶人として有名な「千利休」です。

千利休は、侘び茶を独自の形で発展。

無駄なものを一切省いた茶室や茶道具に作法を一体化させたもので、利休独自の茶の湯スタイルが確立していきました。

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 表千家・裏千家・武者小路千家はなぜ有名なの??

それは、千利休の孫である宗旦(そうたん)の子供達が作ったものだから。

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宗旦には4人の子供がいました。

長男は勘当され、家を出ます。

次男の宗守(そうしゅ)が官休庵(かんきゅうあん)を建て「武者小路千家」を、三男の宗左(そうさ)が不審菴(ふしんあん)を建て「表千家」を、四男の宗室(そうしつ)は父の宗旦とともに、宗左の裏に今日庵(こんにちあん)を建て「裏千家」を作りました。

千利休の道統を継ぎ、そこからそれぞれ家元制度になり大きくなっていきました。

表千家(おもてせんけ)の特徴

表千家は、昔からの伝統を重んじ、保守的な流派です。

千家流茶道の本家でもある表千家は、古くからの所作を受け継いでいます。

抹茶はあまり泡立てないので、深い抹茶の味わいを感じられます。

茶室には左足から入り、一畳を6歩で歩きます。 

裏千家(うらせんけ)の特徴

裏千家は、伝統を重んじながらも新しいスタイルを取り入れ、時代に合わせた風潮を積極的に取り入れるのが特徴です。

お茶の点て方も、ふわふわに泡立ててまろやかな味わいになります。

右足から茶室に入り、一畳を4歩で歩きます。

 武者小路千家(むしゃこうじせんけ)の特徴

武者小路千家は、どちらかといえば保守派で本格派です。

また、表千家同様に抹茶はあまり泡立てないのも特徴です。

柱側の足から茶室に入り、一畳を6歩で歩きます。

袱紗の色や座り方、お辞儀の仕方も三千家でそれぞれ違うようです。

見比べてみると、表千家と武者小路千家は比較的似ていることがわかりますね。

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作法など、表千家と武者小路千家は細かい所まで重視しているのに対し、裏千家では、立礼式(りゅうれいしき)と言って、テーブルと椅子で行うお点前を裏千家11代目家元によって考案されました。
外国人にも茶道をという考えから座って行うなど、積極的に新しいやり方を取り入れているのが特徴です。
現代では、裏千家だけでなく、他の流派も立礼式を取り入れているそうですよ。

表千家や裏千家という名前は、不審菴が表通りに面していたから「表千家」、今日庵が表通りにある不審菴から見て裏にあるから「裏千家」、武者小路通り(京都市内のその所在地)にあることから「武者小路千家」と呼ばれるようになったということです。

さいごに

流派によって細かな作法や道具に違いはあるものの、茶を点て客人をもてなくという精神は共通しています。

昔からの作法と新しい考えが混ざり合うことで、お互いを尊重し共存共栄していたからこそ、茶道は発展し現在まで長く続いているのだと思います。

三千家は、茶道を習う時の一つの基準として考えることが出来ますし、流派それぞれに違いがあるので、自分に合った流派で学んでみるのはいかがでしょうか♪

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