結婚式の着物は買う？レンタル？～着物の種類～

投稿日 2024年2月27日
更新日 2024年4月19日
著者 amanoya
カテゴリーあまのや着物コラム

こんにちは、あまのやの古島です。

こんにちは、あまのやの古島です。
近年、結婚式にお呼ばれした時、着物を着たい！と思って下さる方が増えてきているようで嬉しい限りです！
でも、「結婚式に着物を着てみたいけど、何を着たら良いのかわからない…」
そう思われる方も少なくないのではないでしょうか。
着物は買ってご自身の着物を着てもいいですし、レンタルで済ますという方法もあります！
では、結婚式にどんな着物を着たら良いのか、「お立場」に合わせて着物の種類をご紹介させていただきます。

＊＊目次＊＊
立場別着物の種類
・新郎新婦の母親、祖母
・新郎新婦の伯母、叔母
・新郎新婦の姉妹
・友人や会社の同僚
着物は買う？借りる？
・買うメリット
・借りるメリット
さいごに

立場別きものの種類

結婚式に着る着物は、新郎新婦へのお祝いの気持ちを表現し、周囲との調和を考えた装いが望ましい場ですので、着物のTPOを意識した「格」が大切と言われます。
着物の「格」は、「着物の種類」と「紋の数」で格が決まります。
では立場的にどんな着物がふさわしいのでしょうか。

新郎新婦の母親、祖母

新郎新婦の母親は、既婚女性の第一礼装である黒留袖が一般的です。

招待客ではなく主催者側として出席しますので、紋の数が多い黒留袖を着ます。
祖母も五つ紋の「黒留袖」か「色留袖」が基本となります。
結婚式では両家の服装の格を合わせることが大切になります。
前もって服装など相談しておきましょう。
もし、新郎新婦の母親が「黒留袖」を着ないのなら、他の親族も控えましょう。

新郎新婦の伯母、叔母

以前は伯母も黒留袖を着るものとされていましたが、最近では色留袖を選ぶ方も増えているようです。
色留袖は、既婚・未婚を問わずに着ることのできる着物で、五つ紋なら黒留袖と同じ第一礼装となります。
近年では訪問着を選ばれる方も少なくありません。

新郎新婦の姉妹

既婚・未婚を問わず着ることのできる色留袖や訪問着を選ばれる方が多いです。
未婚女性の場合、振袖もOKです。
振袖は、未婚女性の第一礼装で格も高く結婚式に相応しい装いです。

友人や会社の同僚

親族以外のゲストは、招待される側になります。
招待する親族よりも少し格を落とす「準礼装」や「略礼装」を選ぶようにしましょう。
未婚女性の場合、友人や会社の同僚という立場でも振袖で問題ありません。
振袖では派手だなと感じる場合や、落ち着いた装いにしたい時、未婚・既婚問わない「色留袖」「訪問着」がおすすめです。

着物は買う？借りる？

着物を着る機会が出来たとき、多くの方が買うか、借りるかとても迷われるところではないでしょうか。
買うか借りるかは、それぞれ良さがあります。

買うメリット

一番は自分仕様に仕立てられること！
サイズはもちろん裏地や袖から見える長襦袢など自分の好きなモノでこだわることができ、お気に入りの一着となります。
そして何度でも着用できるというメリットがあります。

借りるメリット

お手入れなどの心配もなく、すぐに着用できる手軽さがあります。
とは言っても着物レンタルは数万円かかりお安くはありません。
大切に長く着るのか、その日限りで手軽に済ませるのか、よく検討してみてくださいね！

あまのやでは、お一人でも多くの方に着物を楽しんでいただきたい…との思いから、黒留袖や訪問着などのレンタル着物を始めました！！
結婚式や入学、卒園・卒業式などで、着物を着てみてはいかがでしょうか♪
あまのやでのレンタルにご興味ある方はぜひ↓↓↓チェックしてみてください。
＊着物をレンタルしたい！どうしたら良いの？？

さいごに

今回、結婚式で着る立場別着物の種類をご紹介いたしました。
結婚式に着ていく着物には色々なマナーがあります。
着物の選び方やマナーなど分からないこともあるかもしれませんが、楽しみながら選んでみてください！
あまのやでは、結婚式に着ることができる着物や小物を豊富に取り揃えております。
気軽に着物を楽しみたい方は、着物レンタルもチェックしてみてくださいね！
着物というと、特別な時にしか着ないイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、今はレンタル着物もございますので、気軽に着物を楽しんでほしいと思います♪