【浴衣・小山市】浴衣の種類っていっぱいあるの?~生地編~

【浴衣・小山市】浴衣の種類っていっぱいあるの?~生地編~

こんにちは、あまのやの古島です。

今年の夏は、色々なお祭り・花火大会が復活して、盛り上がる夏になりそうですね!

我が町、小山市でも「祇園祭」が4年ぶりの開催ということで、ポスターを見る度に心が躍ります♪

当日は、お店前も歩行者天国となり、例年、浴衣姿の方も多く、賑やかな夏を感じていました。

今年も日本の夏を「浴衣」で楽しみましょう!!!

ということで、今回は「浴衣」をテーマにブログを書いてみました。

– – – – – 目次 – – – – –

「浴衣」って?
浴衣の種類っていっぱいあるの?
 1 木綿
   「綿コーマ」
   「綿絽(めんろ)」
   「綿紅梅(めんこうばい)」
 2 麻が入っているもの
   「綿麻(めんあさ)」
   「本麻(ほんあさ)」
   「小地谷縮(おぢやちぢみ)」
 3 ポリエステル
 4 絹もの
   「絹紅梅(きぬこうばい)」
さいごに

ぜひ最後までご覧くださいませ。

「浴衣」って?

浴衣といえば、夏祭りや花火大会等のイベントには欠かすことのできない定番の和装スタイル!

夏に着る着物の一種で、着物未経験でも、浴衣を着たことがある方は多いかと思います。

色柄やオシャレなアイテムが豊富に出てきて、近年では男性の浴衣姿も多く見かけるようになりましたよね!

浴衣は基本的に素肌の上に羽織りますので、着付けも簡単で、着心地がとても軽いのが特徴です。

【浴衣・体験教室】中学校で浴衣講座開催!!
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こちらに、浴衣のルーツなど簡単に記載しておりますので、併せてご覧くださいませ。

さて、夏の定番「浴衣」ですが、色・柄そして素材も様々なものがあり、オシャレな浴衣がたくさんあります。

浴衣を選ぶにあたり、色・柄は大事すよね!

でも、それだけでなく、目を向けてほしいポイントがあります。

それは…

生地です!!!

生地によって風合いや肌触りなどに違いがあるので、浴衣の素材にもぜひ注目してほしいなと思います。

浴衣の種類っていっぱいあるの?

はい!いっぱいあります!!

今回は、【生地編】をお届けしますね。

絞りなどの【技法編】はまた次回ご紹介しようと思いますので、楽しみにお待ちくださいませ。

それでは、みなさまがお馴染みの浴衣から、通好みの浴衣をご紹介いたします♪

浴衣の生地は、大きく分けて4つあります。

1 木綿

2 麻が入っているもの

3 ポリエステル

4 絹もの

1 木綿

浴衣といえば「木綿」浴衣が定番かと思います。

一般的な浴衣に最もよく使われる平織りの木綿地です。

通気性や吸水性に優れています。

「綿コーマ」

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浴衣の中で一般的な、木綿100%の浴衣です。

柔らかい肌触りで、素肌にとても気持ちの良い素材。

イメージ的には「手ぬぐい」の質感という感じですかね。

木綿の中でとてもしっかりとした生地で丈夫なので、一枚でさらりと着て、夏にぴったりな浴衣です♪

ただし、白地のコーマ地は透けてしまうで、浴衣スリップなどご着用ください。

「綿絽(めんろ)」

木綿の浴衣素材には、透ける織り方をしたものもあります。

「絽(ろ)」とは、規則的に隙間を作りながら、線で透けた生地になります。

木綿を絽に織ったものを「綿絽(めんろ)」と言います。

絽の浴衣は、透け感も強いので、浴衣用のスリップなどを着ることをオススメします。

下着のみは危険ですよ。

「綿紅梅(めんこうばい)」

「綿紅梅(めんこうばい)」は、格子の部分の太糸とそれ以外の地の部分の細糸ともに綿100%で、太さの違う糸で織ることで、ワッフル地のような凹凸ができます。

この凹凸で、さらさらとした肌触りになり、シャリ感があるのが特徴です。

綿絽や綿紅梅は、綿コーマよりも透け感があり、着心地も軽く、上質感が出ます。
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綿ゆかたの最高級素材ですね!!

一枚でパッと気軽に着られる浴衣よりも、ワンランク上の着こなしを求める人向けかもしれません。

長襦袢を着て、夏着物のように着て上品な着こなしを楽しみましょう♪

2 麻が入っているもの

麻は、軽くて涼しいという特徴があり、さらには、ハリがあり、吸湿・速乾性に優れています。

着たり、洗ったりするごとに柔らかくなり、風合いの変化も楽しみのひとつです。

着心地としては、シャリ感があり、綿以上の清涼感と通気性があります。

「綿麻(めんあさ)」

綿麻は、木綿に10~30%程度麻を混ぜたものをさします。

綿コーマや綿紅梅よりも着心地が軽く、さらりとした素材になります。

単衣(ひとえ)から盛夏の期間着ることができます。

「本麻(ほんあさ)」

麻100%の「本麻(ほんあさ)」は、とにかく軽くて涼しい!

周りの人にも涼を感じさせてくれます。

本麻は、着物としても、浴衣としても楽しめる良いとこ取りです!!

夏着物デビューにオススメの一品♪

「小地谷縮(おぢやちぢみ)」

新潟県で作られている麻100%の織物です。

夏着物一枚目という方から着物上級者の方まで、幅広い世代で人気です。

強い撚(よ)りをかけた緯糸を使って織ることで、シボと呼ばれるシワを出した麻織物です。

さらさらとした肌触りが特徴。

「麻」素材は、浴衣として着るか、夏着物として着るか、両方の着方ができます。

衿を付けて楽しんでも良いですね!

3 ポリエステル

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ポリエステルの浴衣の特徴は、洗濯機でジャブジャブ洗えます!!
ご家庭で洗っても、縮みませんし、色落ちの心配がありません。

また、天然繊維の素材に比べて非常に発色が良く、光沢のある滑らかな質感で、くっきりとした柄や鮮やかな色の豊富さ。

綿や麻、絹などの天然繊維と比べてシワになりにくい素材です。

4 絹もの

最高の上質感、絹の浴衣です。

絹にも浴衣があるの?!と思っている方もいるかもしれません。

浴衣売り場に、絹ものがおいてあることがあります。

あまのやにも置いてありますよ~!

「絹紅梅(きぬこうばい)」

木綿のところで、綿紅梅(めんこうばい)というワッフル地のような素材をご紹介しました。

絹紅梅は、絹地に太い木綿糸を格子状に織り込んだ生地です。
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素材は絹と綿の混紡になります。

綿紅梅よりも透け感があり、肌に張り付かず涼やか。

浴衣というよりは、長襦袢を着て、気軽な夏着物という装いでお出かけされる方が多いです。

絹ならではの高級感・上質感は他の素材にはないものがあり、女性としての魅力もあがります。

着用後は、着物と同じようにお手入れしましょう。

ご自宅で洗うと縮んでしまう可能性がありますから、きもの専門店などでのクリーニングをオススメします。

さいごに

浴衣の種類~生地編~いかがでしたか?

今回、浴衣の生地についてご紹介いたしましたが、知っている浴衣はいくつありましたでしょうか。

色とりどりのステキな浴衣がたくさん並んであると、それだけでワクワクしますよね♪

触ることが可能なお店ならば、ぜひお手に取って手触りも確かめてみてください。

生地によって、全然違いますよ!

浴衣を選ぶ際、色や柄だけでなく、風合いもぜひ感じて頂けたら嬉しく思います。

浴衣でステキな夏をお過ごしくださいませ。

浴衣について着こなしなど、いつでもお気軽にご相談くださいね。
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